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『analog』誌の巻頭カラーにコブクロの黒田氏(我が家では大きい方の人と呼ばれている。そう呼ぶ人も多いかもしれない)が登場していて、アナログの魅力を語っている。タモリ倶楽部では高級オーディオの回に出演したそうだし、僕は実にいいことだと思う。
レコード大賞を獲ってトップアーティストの仲間入りをしたのだから、今後のオーディオシーンを牽引するにふさわしい人物だろう。『Lapita』誌のアナログ特集には松任谷正隆氏が出ていた。
こういう歌い手とか音楽プロデューサーがオーディオを語って、オーディオがマニアによる偏狭的な趣味でないことを喧伝することは非常によいことだと思うし、『analog』誌の戦略は非常に上手だ。コブクロファンがこれで少しでもオーディオファンになれば、雑誌の購読層が広がるのだから。
さて、その『analog』誌をめくっていたら、三宮麻由子さんが誌面にエッセイを寄せておられた。
僕は拝顔して懐かしい思いになった。今から4年か5年前のことだったか、ある大手出版社の継続事業で、全国の高校を作家の先生が講演して回るという仕事でご一緒した時のことを思い出した。東京のご自宅へお迎えに上がり、電車で茨城へ向かい、その足で一校目でご講演いただき、一泊して翌日に別の高校でお話し頂いて、帰京した。その旅の道中をふと思い出したのだ。
よく気がつく出版社の女性編集者と広告代理店の女性の二名がいたので、身の回りのお世話は心配がなかったのだが、スケジュールをスムーズにこなしていくために、やはり三宮先生の目が不自由であることは、事前の段では少し不安であった。
しかし、体の不自由というハンデをもろともせず、著作活動を進められ、同時通訳もこなされる頭脳とバイタリティーにすっかり敬服した。逆に僕のスケジュール管理能力の方がよっぽど心配だった。三宮さんの半年前に、新井満さん(『千の風になって』がヒットする前のことです・・・)と奈良へ同じ仕事で帯同させて頂いていた。だから私は移動のスケジューリングやお食事の席の段取り、学校との対応など少しは慣れていたつもりであったが、至らぬ点も多々あったように思う。だが、三宮先生は文句一つ言わず、笑顔でいらした(だから僕は三宮さんに菩薩の印象をもっている)。
誌面と同様に、講演でも鳥の鳴き声をよくよく観察すると違いを聞き分けられるようになるとお話しされた。その鳴き声を実演されて高校生諸君も驚いていた。目で見えなくとも耳で見て感じるという<感性の大切さ>を教えていらした気もする。もし今度お会いする機会があって、僕の声を聴いて覚えていらっしゃったら、また感服するに違いない。
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