忍者ブログ
オーディオ、音楽のほかメディア評、書評や日々の雑感など、ジャンルごった煮でお届けしています。
[155]  [116]  [115]  [113]  [111]  [109]  [107]  [106]  [103]  [102]  [101
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

200127_1

 “久々にオーディオについてのネタでも”ということで、思い立ったように書こうと思ったのは電源関連についてだ。いい電源はいい音を生むという。オーディオに凝った人にしか分からない世界なのであろう。興味のない一般の方にとってはオカルティズムに近いことなのではないだろうか。
 
 僕だってちょっと前には、手をかざすと病気が治るのと同じような印象だった。だが、雑誌では随分と沢山のページを割いているし、電気の波形を綺麗にしてやる装置だってあるのだ。世話になった建築設計事務所によると、前のめりにオーディオに邁進している層ばかりでなく、まあそれなりに<いい音>を聴きたいと考えている“マニアでない人”も、最近では電源に気を配るケースが増えて来ているという。割に電源対策が一般的になりつつあるのかもしれない。

200127_2

 とはいえ、本当にオーディオというのは本当に恐い世界だ。そのうちに小宅でも、とても小さな坪庭に植わる三本の竹の脇に、『MY電柱』を建立することになるやもしれない。家人による建設反対運動が起こるのは必至であるが。
 
 それで我がオーディオ部屋の電源についてだが、元のブレーカーは中で家庭用とオーディオ用の二系統に分けている。ただし、ただ分けたというだけであって、オーディオ用は特別にフジクラの電線にして壁の中を渡しているという訳ではないし、ブレーカーそのものも一般家庭用のものだ。だから我が家の三階にある元のブレーカーからどのメーカーの電線でもって地下まで通しているのかも判然としない。でもまあ、まだ分けただけマシだとしよう。
 
 このオーディオ用は二階のリビングと地下に分波されている。リビングには家人の強い要請で、いわゆる単なるミニコンポが設置されている。リビングには脇にキッチンがあるのであって、料理を作りながら凝ったオーディオのシステムなどを聴かされても困るということだ。<いい音>過ぎても困ると。何かをしながら音楽をBGM的に流すという目的もあるので、<気にならない音>である必要がある。オーディオにはこういう選択の仕方もある。

200127_3

 決して馬鹿にしているのではなく、何もどうしても<いい音>である必要はないのだ、オーディオというものは。そういうスタイルがあったっていい。こんなことは当たり前のことだ。ハイエンドこそ“正しいオーディオ”というのは幻想だ。
 
 何に怒ったのかは自分でもよく分からないが、それはさておき、とはいえリビングの壁コンにはオヤイデの<SWO-XXX ULTIMO>を付けた。安いコンポーネントだからこそ、よいコンセントが利くだろうと考えたからだ。これは事実正解であった。オヤイデとその隣の普通の家庭用コンセントでは、ミニコンポをつないだ時の印象がまるで違う。家人もこれには驚いていた。がゆえに、壁コンは非常に投資効果の高い商品だといえる。
 
 長くなったが、やっと地下だ。コンセントは全部で7個ある。家庭用が4個(うち1個は壁上部のエアコン用)、オーディオ用が4個。そのオーディオ用は二つが松下電工のホスピタルグレード<WN-1318>、電源対策の基本と言われるやつだ。色を何色にするか随分悩んで、茶色を選んだ。家を建てる時に自分で買って、取り付けるよう業者の人にお願いしたのだが、なかなかインテリアにあう色だと思ったのであろう。サービスで家庭用の3個のコンセントもこれと同じにしてくれた。これはラッキーであった(大して高くないですからね)。

200127_4

 他はレビトンのホスピタルグレード<8300>に、同じくレビトンの<クロームメッキの二口プレート>を2セット。『オーディオアクセサリー』誌をよく読んで、各社の傾向を字面で大体つかんだが、何にせよ、コンセントによって音に余計なカラーレーションが付帯するのは避けたいと考えていた(この流れと47研製品の導入はもちろん連動している)。だからオヤイデを地下に設置することは当初から計画していなかった。比較的ピュアな素性の壁コンを導入するつもりであった。僕の場合、例によって見た目も重要なファクターである。床の墨色に合わせるためにコンセントの色は黒として、壁面のコンクリート打ち放しの無機質な感じに適するカッコいいプレートを探すうちに、レビトン社製に辿り着いた。

 家を建てている最中にコンセントを選ぶ作業をしたのだが、家は当然出来ていない訳で、まだ見ぬ部屋の雰囲気にあわせようと、来る日も来る日もイマジネーションを働かせて想像を繰り返した。設置されてしまえばなんのことはない、インテリアにとっては単なる脇役なのであるが、あーでもない、こーでないと選んだからこそ、<いい音>に聴こえるというものである。電気工事の資格もないので、他コンセントとの比較は適わないが、そう勝手に信じ込むようにしている。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
はじめまして
こんにちは、いつもROMしている竹橋Fanと申します。
最近店にいけないので、定点観測楽しみにしています。

200Vを敷設されなかったんですか。
うちは一昨年夏に竣工しました。
 「袖」の関係で、狭小、木造、3階です。
子育て中なので機能重視、色とか凝れません。
でも1階にオーディオ(一応防音処理)ルーム(籠り部屋)があります。
袖とともに無い知恵も絞り、注文戸建でしかできない事をしました。
籠り部屋には、1318をブレーカからダイレクトで1つだけ敷設しました。
この部屋の照明用は廊下と一緒にして、別回路(ブレーカー)にしました。
エアコン用とは別にオーディオ用に200Vを敷きました。
(IH用のケーブルを拝み倒して、オーディオ用にも使ってもらいました)
そこに、小柳出のCS3000T(特注)を入れ、オーディオ専用に、
1318からは、信濃の510を通し、PCほかサブシステムやTV用にしました。
さらに、基礎を打つ前にアース用の銅の電極を基礎の下に埋め込んでもらいました。
2階のリビングも1318にして、TV、PCでグランドが落ちるようにしました。
籠り部屋には、もちろん、蛍光灯は有りません。
費用は、トランス約10諭吉、1318ひと箱1諭吉以下(電設屋で注文購入)、
アース2本数百円(こちらも同じ店)の施主支給です。
コンセント他は、1318 5018 4781などオリジナルで、RAC処理とか
「儀式」「洗礼」(失礼!)を受けたものではない大量生産品です。
工賃も1318は松下の他の物と構造が同じなので手間はかわりません。
レビントンやアメリカン電機系のコンセントは、構造上、
壁内だと圧着とか半田?など、作業の手間が違いますよね。

下衆の勘繰りですが、お布施も大変だったのではないでしょうか?

小柳出仕様SWO−XXX ULTIMO、音が変るんですね。とても参考になりました。

うちの効果は、おっしゃる通り比べる事ができないので分かりません。
費用も特にオカルト的でもなく(トランスは一般人には理解不能か)
安定でノイズも気にならずDレンジも良好に感じるので、費用対効果は高かったと思っています。

でも、個人的には以下には自戒をこめて賛同します。

プレタポルテ(既製品)には、大量生産に裏打ちされた価格の安さや修理に対応する部材の充実などのメリットがあるのであって、ビスポーク(オーダーメイド品)には自分の思い描いた通りを実現する満足とともに値段の高さがつきまとう。だからこそ、汎用品で妥協するのだ。料金の高い一般流通品を、こと狭小住宅建築で導入する意味はあまりないと僕は思う。

失礼しました。
竹橋ファン 2008/01/30(Wed)04:23:54 編集
こんにちは
竹橋Fanさん、はじめまして。乱筆雑文をお読み頂きまして有難うございます。
私にとって「竹橋」というと、あの竹橋なのですが、その竹橋でしょうか(意味不明でありますれば恐縮です、、、)
仕事にかまけて定点観測を怠っておりますので、自らを叱咤しているところです。
さて、小宅と共通するところが多々あるとお見受けした次第ですが、いやはや遥かに竹橋Fanさんはレベルが高そうです。
200Vは残念ながら敷設していません。”キク”と思ったのですが、設計途中でそこまで気が回りませんでした。恥ずかしながら、レビトンだと作業の手間が違うこと知りませんでしたので、別途費用払ってません。ラッキーです。
本当のことを言うと、じゃぶじゃぶお金を使って、放蕩の限りを尽くしたい気もあるのですが、先立つものがないので、プレタポルテで行きます。でも、汎用品でもセンスよく組み合わせてゆくと、もはや充分満足できる、逆にその方がカッコイイのではないかと思っています。
ITSUNIRE URL 2008/01/30(Wed)19:47:44 編集
無題
お忙しいのに早々のレス恐縮です。
名人戦、竹橋音楽コンクール、、、記名記事採用の頃からかファンになっています。

電柱建てて、電気の請求書2枚を理想とする方もいらっしゃるでしょう、
もちろんRC、地下に籠り部屋も考えました。
無い袖はふれないのです、、。
いずれも新築注文でないとできない仕様で、基本セットって感じでしょうか。
無い知恵をしぼって、うちは、ここに落ちつきました。
ただ、「妥協」したとは思っておらず、満足しています。
(この程度で満足、、我ながら、レベル、低! 。。)


普通のコンセントは電設屋で100円台なので、1318は約十倍、、庶民には異常に高い物、レビントン「ULTIMO」なんて、、、と思っていました。

機器の数から言って結局たこ足になる、、ならば、信濃にして4口とれた方が、と思いマンション時代はそうしていました。
現在は、トランスのあとに1318と藤倉で作ったBOXでたこ足?です。
117Vの機材も有るので、こちらだけ赤の1318にしました。
「4311」、、自宅でモニター仕様にするならこれだよな、、、と思っていた時期もありましたが、ランシングさんの物は一度も買う事は無く、、買えずに、、現在に至っています。

あ、小柳出のCS3000Tは117Vと100Vの取り口を作ってもらうため特注になったのですが、価格は一緒でした。2次側のプラグを3Pにしてもらうのも無料でした。
でもディスカウントはしてくれませんでした。

竜王戦はテレビでしか見ませんが、判官贔屓ということで、
めくじら立てずに御つきあいいただければ幸いです。
竹橋Fan 2008/01/31(Thu)04:14:41 編集
無題
竹橋Fanさんは、どんなコンポーネントをお使いですか?もしブログなどをされていらっしゃたら、URLご教示頂ければ幸いです!
ITSUNIRE URL 2008/02/01(Fri)20:55:49 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
なし
性別:
男性
自己紹介:

powerd by


最新コメント
[08/15 yrndmifoaj]
[08/15 ekckyuobwa]
[08/14 clqoizbepn]
[07/19 azart47]
最新記事
最新トラックバック
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター


お天気情報
フリーエリア
建築家の設計による狭小住宅からブログ発信中。
地下の書斎でオーディオを
愉しみ、音楽はなかでも特にJAZZ(ジャズ)を聴きます。

《お知らせ》直近の雑誌寄稿
→左記、カテゴリー《メディアへの寄稿》からご覧下さい
-------------------------------
///聴かずに死ねない!JAZZライブ盤。現代JAZZの、ある到達地点に違いないです///

The Winners/Live at the Dolder Grand Hotel, Zurich
●詳細はこちらから(amazon)
The Winners/Live at the Dolder Grand Hotel, Zurich/TCB/2001

-------------------------------


M's Bar/男の書斎・別室

M's Bar/男の書斎には、クルマやテニスなどの話題が中心のもう一つの別室ブログを設けています。
バーコード
Copyright © M's Bar/男の書斎 All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog / ブログテンプレート by naminorito
忍者ブログ [PR]
[PR]Samurai Sounds