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オーディオ、音楽、建築のほかメディア評、書評や日々の雑感など、ジャンルごった煮でお届けしています。
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■◆日々雑感
[2024/03/30] [PR] (No.)
[2009/01/17] 景気と虫歯 (No.174)
[2009/01/09] 凍凪吹きすさぶ今日この頃です・・・ (No.173)
[2008/12/06] 変わりゆくこと (No.170)
[2008/06/15] 久々の更新 (No.140)
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 以前から調子があまりよくなかったのだが、自宅のパソコンで<Word>を立ち上げてカーソルを動かしたり、文字を入力すると途端にフリーズするという事態を迎えて、これはやむなくPCを購入しないとならなくなった。

 いくら安くなったとはいえ、A4ノートであれば10万円弱は必要な訳で、余計な出費に頭を悩ませている。世界金融危機だ、百年に一度の大恐慌だ、派遣切りだとマスコミが総じて煽った報道をするがゆえ、たとえ10万円でも、「いや、ここは歯を食いしばって<メモ帳>を活用しようか」とか「中古で2、3万の型落ち難あり品でも買うべきか」と逡巡は止まらない。

 こうやって消費はどんどんと冷えてゆく。蓄財があって、それはそれなりのものでしかないかもしれないが何とかそれは存在する-まさに当家のことだ!-くらいのごくごく一般的な家庭において、消費意欲の減退は顕著に違いない。モノを買うか否か、景気のムードに随分と左右される。

 みんなが車を買えば<じゃあウチも>、家を買ったら<では我が家も鞍替えだ>となる。この類の消費神話は、高度成長期を経て現在では消滅したのだと言われるが、果たしてそうだろうか。

 オーディオもそうだが、自らを顧みて<世間にあまり左右されることなく、自分にとっての買い時を注視しよう>などと思っていたようにも思うが、よくよく考えればそんなことはない。

 必ず周囲の状況、世の中の雰囲気を感じ取って消費行動をとっている。

 閑話休題。
 
 昨年一年の長きに渡って、虫歯の治療で某大学病院に通った。先ごろ憎っくき敵との戦いに終結を迎えて胸をなで下ろしているところなのだが、歯間ブラシの使い方を教えて頂いて、この病院の地下2階で売っているというので向かった。そこは歯学生と思しき白衣の学生が屯していて、患者用の歯磨きグッズ販売所ではなかった。主に生徒自身や研修で使うだろう道具を細々と売る購買だった。その脇にメモ書きの求人票がいくつも貼られていた。

「北海道○○歯科、経験者希望」
「東京都△△クリニック、経験者希望」

などなど。壁を埋め尽くす求人を見て、ふと思った。あるところにはあるのだな、仕事というものは。 歯科医院が増えて供給過多気味というニュースを見たような記憶もあるが、不況だろうが好況だろうが虫歯菌は繁殖し続ける。病気や病原菌は景気など相手にもしない。

 実にしたたかで健気だ。時節に右往左往しないその様はアッパレでさえある。こちらとしては、たとえ歯が痛くなくても、(当然と言えば当然だが)普段いつも念入りに歯を磨いておかねばならない。歯磨きだけでなく、歯の形状によっては歯間ブラシでケアを行う必要もある。半年に一遍はお医者さんに歯垢をとってもらいたい。

 歯が痛くなってからでは遅いのだ。

 相手はこちらのミスや手抜きを見逃したりはしない。もし痛みを感じたりしたら、すぐさまお医者さんに処置を施してもらう。あまりに楽しいことが多かったから、忙しかったから医者に行きそびれた、というのはよくない。

 虫歯の治療はつらい。その痛みにはどうにも許せないものがある訳だが、しかし虫歯から教わることは多いような気がしている。せっかく身をもって高い授業料を払ったのだから、少しは得るものがあって然るべきだ。

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 明けましておめでとうございます。

 遅ればせながらやってみました、、、

通信簿

 あまりよくない評点ですが、これは面白い仕掛けですね。

 ● 

 世では大政奉還が起きたり、リストラの嵐が吹き始めたり、なかなか大変なことになって参りました。
 昨日の宴席会合は、景気を反映して当方の調子はいまいち冴えず、ただただ愚痴をこぼして慰めを請うという惨めでお粗末なものだった。酒に呑まれることもなく、近隣の駅から深夜徒歩で30分かけて帰宅する冷静さ。うーん、俺もついに大人になったか、などと思った次第。

 前置きはさておき、アルコール覚めやらぬ朝、Webを見ていたら、その宣伝子の会社がF1から撤退するというニュース。各紙の夕刊1面を飾った。彼からその情報は昨日なかったので、当然トップによる経営判断なのだろう。

 会合を思い起こす。印象に残る言葉はいくつかあったが、もはや自動車産業が基幹産業であるということは忘れた方がいいと言う。これは日本のみならず先進各国ともそうである、と。肥大した市場規模や企業体としての大きさ、これを適正に戻す作業が進むだろうと予想していた。何をもって適正かは難しいが、簡単に言えば<その国で食っていけるだけの図体>ということだろう(BIG3はただのスリーになり、ことよってはツーやワンになるかもしれないということだ)。

 それでもその社や日本株式会社と呼ばれる会社が潰れることはないと自信をのぞかせた。その理由とは、例えば日本でもはや自動車が売れないとしても、世界のどこかに新たな市場を探すことはできるというものだった。

 確かに中国やインドばかりでなく、中央アジアや東欧やアフリカにおける自動車普及率はまだまだ低そうだ。金融危機の煽りが少なそうで、石油ほかの資源に恵まれる国が経済発展を遂げる可能性は充分ある。そこを開拓する余地があるから、まだ何とかなると見込んでいた。

 そして今日になってのF1撤退発表。

 分かるような分からないような気でいる。つまり、今後とも既存の産業が安定継続して利潤を上げ続けていけるのか否か、それがよく見えない。

 柄にもなく仕事で忙しかったこともありますが、ここ最近、私は「ブログ」というものに対して、正直言ってある種の違和感や怖さを感じていた。するとしばらくして、例の秋葉原の事件が起きた訳です。犯行の直前まで、携帯サイトの掲示板だかブログだかに書き込みをしていたといっても、では本ブログも含めて世に無数あるブログサイト、それを運用する人が何某か犯罪性を有しているかといえば、それは「NO」です。だが、いずれにしても匿名を担保にしたこのインターネット文化については、もはや規制を加えるなりするステージにあるのではないでしょうか。これが私の(あくまでも)個人的意見です。
 
 本ブログを更新しようと気もあまり起きなかったし、別に止めてしまってもいいかなという考えもあるのですが、実験的に始めたものだから、いましばらくは継続したいと思います。

▼『恐ろしき個の時代』(6月5日付けブログ)

▼『映画バベルを見て~個を取り巻く世界と世界を取り巻く個』(6月17日付けブログ)

▼『恐ろしき個の時代<その2>』(6月21日付けブログ)』


 そういえば、このあいだ『オーディオ・ベーシック』誌が発売でした。『ステレオ・サウンド』誌も出てましたが、、、

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