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 バッハの無伴奏曲の1、3、5番が演目であったが、序盤は音が小さくて、オーディオ装置で聴いていたならば音量のボリュームに手を延ばすところ。1週間前から地方を廻っていたようで、ややお疲れだったか。帯同した御仁いわく新宿オペラシティーは、ソロコンサートにはハコが大き過ぎると指摘。最後のアンコールあたりで、ようやく本領発揮の感あるも、時すでに遅くコンサート終了。

 ただとても内省的な表現で、コアなファンの人たちはその姿を見て、「ああ、ラーゲリ(強制収容所)に入っていた時は大変だったのだろうなあ。いまは息子、娘と共演するようなことになって実によかった」とマイスキーの人生の表裏を演奏に重ねるのだろう。

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 僕は個人的には、「私のチェロを聴かせて進ぜよう」とか「俺様のトランペットを聴きやがれ」みたいなゾンザイな態度で「感じ悪いなあ」と思わせておいて、圧倒的な存在感やらテクニックやら表現力やらでこちらは叩きのめされ、平伏してしまうような演奏家が好みなので(何だかこう書くとマゾヒスティックな志向があると勘違いされそうですが)、やっぱりチェロであればマイスキーの師匠ともいえる近日逝去したロストロポーヴィッチの方をとりたい。近代の自我の爆発がごときバッハ無伴奏。神への畏敬よりも自己を発露することが勝ってしまうというのは、まさにモダンなるエゴである。


⇒関連ブログ『恐ろしき個の時代』

⇒関連ブログ『恐ろしき個の時代<その2>』

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